Atsuko's mind

画家&母の活動のご紹介と日々の想いを綴っています。*本ブログの無断引用、転載は著作権法違反です。

水と山

 子供の頃、 窓からよく山と空を眺めて過ごしていました。雨が降ると、山の木々の間から、ものすごい量の霧が上がってくるのですが、モクモクモクモクモクモクモクモク・・・・それはそれは結構な量で、どこまでもどこまでも湧き出てて、やがて空と繋がり合います。霧の動きは結構な早さで流れます。霧に浮かび上がる松の木々の美しいフォルム、かと思えば次の瞬間には霧に覆われて見えなくなる。それはそれはドキドキしながら観る美しい映画のワンシーンのようでもあり、酷く神々しいものでもありました。

 当時、学校では、広島という地域は大変穏やかな気候で雨が少なく特徴的な自然災害は日照りの害と、確かそんな風に習いました。私が育った島は、水道設備は今ほど十分ではなかったために、すぐに水が足りなくなり、たまに断水があったことを、薄っすらと覚えています。いつの頃からか、本土のダムから直接水が供給される設備が整い、断水はなくなりました。

 自宅は、山から湧き水を引いており、’山の水’はお風呂やお洗濯に使っていました。飲料に使う水道水は断水しても、山の水の方はすぐには止まりませんでした。少し強い雨が降った後に’山の水’をお風呂に溜めますと、蛇口からは茶色く濁った水が出てきます。多少の雨なら大丈夫と思っても、お風呂に入った時、底がザラザラしていたりもします。

 山というものは、人の想像を超え、はるかにたくさんの水を含む場所なのではないかと思えてなりません。雨水をスポンジの如く吸い取り蓄えてくれているところなんだなと、単純に思うのです。

 近年、地球上で洪水があちこちで起きるようになりました。温暖化への対策も急ぎたいですが、山を取り戻すことにも急ぎたい思いです。
 すぐ身近なところでも、山がどんどんなくなっている様子を頻繁に目にします。また、去年、アフリカでの活動報告をされた方のお話を伺いました時、都市から都市へ移動する時の、空から地上を撮った画像に、木が伐採されて禿山になっている写真があり衝撃を受けました。延々とどこまでもどこまでもその同じ風景が続いているとのことでした。


 山はそれぞれの国のものかもしれませんが、空は世界中でつながりあっています。
 人類が、地球上の山を守ろうと心一つにできますように。

霧の霊山 パステル

 霧の霊山 パステル画
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西日本豪雨で被災された方々に、謹んでお見舞い申し上げます。

 この度の西日本豪雨災害で被災された方々に、謹んでお見舞い申し上げます。
 また、連日の猛暑の中、復旧活動に携わっておられる方々のご健康をお祈りいたします。

 私共への安否確認のご連絡を、次々にいただきまして、誠にありがとうございました。幸い、ここら辺は大きな災害はなく、家族共々無事におります。
 災害の大きさに動揺する中で、人と繋がり合うことの幸福を、あらためて思います。

 連日の報道に、日々、胸が傷みます。
 SNSでは、身近な友人らが現地ボランティアに向かい、現場の様子を伝えてくれています。報道では伝えきれない細かなことまでよくわかります。人々のコツコツと働く力は、大きな現実に繋がっていく力強いものだということを感じます。直接の被災は免れても、まだまだ不自由な生活をされている方々が沢山おられます。普段と変わりない生活ができていることに、それが奇跡の日々であることを、あらためて感じさせられます。

 現場に駆けつけることもできず、大変心苦しく思う中、水についてのこと、次のページに少しばかり綴りました。ご一読いただけましたら幸いです。
 水に纏わる原体験から、今、日々感じていたことでもあります。

 この機会を大切に、私も人々の幸せな生活を願ってできることの、何らかの一歩一歩を刻めますように。

山と水

意思のはなし

 子育てのこと、

子供にああしろこうしろと言っても、ムダだなあと、よく思います。
よく思うのですが、なんだか言ってます(笑)。
言っては、また、そう思います。

「わかってるって!」と子供が返す時、ああ、自分も子供のころ、よくそう言ってたなと思います。
「今しようとしたのに!」と言われる時、自分がそう言っていた時の気持ちごと、蘇ります。

 これはどういうことかというと、自分の意思を妨げられたということ。そして、自分の意思を働かせたいんだよ!と伝えている、のだろうと思います。成長と共に意思がはっきりしてきたら、意思に従って行動したくなるのは自然な働き。だから、指示・命令されたりすると、とてもイヤなのでしょうね。私は脳科学者や心理学者じゃないので、はっきりしたことは言えませんが、おそらくこれは人間の本能であり、能力の一つなのだろうと思うのです。子供にしてみれば、大人の一方的な命令。猛烈に嫌がれば嫌がるほど、実に人間らしくて健全なことだと、言えるかもしれません。では大人は、なぜそのようなことを言うのかですが、人々の営みに不可欠な社会の声でもあって、それもまた、生きて行く上で必要だからなのですね。

 ところで、たまたま目にした本の中に、脳科学的には、男児より女児の方が、指示・命令されることを嫌うとありました。子を産み育て、生命を守る女性、そのことで、自主性が早く大きく育つからなんだそうです。

・・・となると、日本の、特に昔の女子の育て方は、自然な脳の働きとは逆を行なっていたことになりますね。なんでも「ハイ」と従うことが、素直で良いとされていました。女性性が、指示や命令を嫌っているとしたら、抑え込まれた思いは、一体どうなってしまってたのでしょう。何しろ自然な働き、宇宙の理に反していたわけですから、そうそう簡単には消えてしまわないのではないだろうかと。

 時代は変わり、今はすっかり女性の時代となりました。世の中は、ガンガン意思を出す女性で溢れかえっています。
長い間抑圧されていた性が、どーっと吹き出しているんだろうなと、あらためて思った今日この頃です。

子供の墨絵

画像は、子供絵画クラブの課題見本です。息子に魚を墨で写生させ、画用紙で掛け軸を作ってみました。

「ママ、とくちょうもかいたほうがいい?」と聞かれ、
「おおっ!そうだね、このお魚の特徴をよくみて描いてごらん」と言ったら、こんな絵になりました。特徴って・・・そういう意味だったのね。

魚墨絵

巻物


モチーフはノドグロです。写生が終わったら、煮付けにしていただきました。
息子は、これを境に、お魚の煮付けが好きになったようです。
まあなんせ、ノドグロですから、美味しいに決まってますね。



第五回そらの会展のおしらせ

   そら5−1   そら5-2


今月、14日から、はつかいち美術ギャラリーで絵画教室の生徒さんの発表会、そらの会展を開催します。

日本画の他、デッサンやパステル画に加え、紙芝居制作の発表も行なう予定です。原画とシナリオ、カットや絵コンテなど、制作の舞台裏も展示させていただきます。お時間がよろしければ、ぜひお立ち寄り下さい。

また、今回は特別企画、紙芝居のよみきかせ会もございます。会期中の土曜日と日曜日の午後に「永井博士の平和のバラ」と「命の水」の二本立てです。

楽しいイベント付きの展覧会です。ぜひいらしてください。

会期/9月14日(水)〜19日(月)10時〜18時(最終日12時まで)
かみしばいよみきかせ会/17日(土)の14時半から、18日(日)の13時半から両日とも二本立て上演予定です。