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風見しんごさんを観るとき

夫の仕事の関係で、たまに夕方のテレビ番組を観ることがありますが、そこに風見しんごさんがレギュラーゲスト出演されています。最近、この人の姿を観るだけで「生きる強い力」のようなものを感じてしまいます。

交通事故で娘さんを亡くされて、どれほど辛いことだろうと想像を絶するなと思っておりましたが、この番組に最初に出られた時に「人生に対して、これまでどれだけ努力して来たかとか、どんな風に生きて来たかとか、そういうこととは全く関係なくやってくる不慮の事故っていうものがあるんです。しかし、決してあってはならないんです」と声を震わせながら言っておられ(※記憶の範囲なので言葉が多少違っているかもしれません)、その姿が本当に心に訴えるものがあって、私の心に深く深く刻まれてしまいました。

それ以後他の番組にしても、ドラマの中にしても、風見さんを拝見する度に、これを思い出し、励まされるのです。


風見さんの中での絶望との戦いは、他や社会に対して、この世に対して、また、自分自身に対して、あらゆることに起きるのではないだろうかと想像します。そんな中で前向きに生き、勇敢に何かを表現していこうとされている姿は、まさに絶望を超えていく姿に思えました。


日々、何かが起こるけど、努力で解決可能と思えるものなら、全然幸いじゃんか、って思えてきます。また、人生を重ねたらそれだけ、どうにもならないことにも出会いますが、風見さんを思い出すと「なんのその!」と力が湧いてくるのです。それはカラ元気やボジティブシンキングというものではなく、現実と真っすぐ向き合って生きる「勇気」に感じます。


広島は夏になるとヒロシマで染まっていきます。
原爆で破壊されたヒロシマも、絶望を超える力で甦りました。

私の中で、風見さんの力はそことも重なっていきます。








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