Atsuko's mind

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子供の絵について

 今日は、子供の絵についてのお話です。

 先月、3歳になる息子を、消防写生大会に連れて行きました。生まれて初めての写生大会で、ヘリコプターを描いてくれました。

消防写生大会

 ちなみに、大人は一筆も手を加えておりません。

 子供の絵とどんな風に関わるとよいのか、そのヒントになればと思い、少し解説をつけてみます。

 写真ではちょっと見えにくいのですが、まず最初に、画面上側に水色で大きな羽を描きました。最も興味を持った部分で、対象物の、最も特徴的なところです。続けて、真ん中辺に同じく水色で四角い形をいくつか描きました。窓の様です。向かって左下にやはり水色で、丸い形を描きました。ヘリコプターの後ろ側についている扇風機みたいな丸い形の部分です。茶色い縦と横の線は、その中にあるフィンです。その下の三角は、自分が座っている敷物の柄の三角の形が急に目に止まったようで、そのまま画面に描いていました。窓の右下あたりに、ひろしまとひらがなも描いています。ヘリコプターの脇腹に「ひろしま」と書かれてあり、それを本人也に忠実に描こうとしています。

 このように、一見、解りにくいですが、ちゃんと写生をしています。

 この年齢(3歳)ですと、子供の興味は数秒ごとの勢いでどんどん変化していきます。過去はどんどん消え、今が連続している状態にありますから、最初に描いた水色の線のことは、その後に描いた茶色い線や絵の具の色をつけている時には、もう意識されていません。
 そして、クレヨンは瞬時の気持ちがそのまま表現されやすいですが、絵の具の場合は、パレットに絵の具を出して筆で溶いて描くという、いくつかのステップを踏む間に、気持ちがどんどん移り変わってしまうということも起きてしまいます。たとえば、上側の緑の色は、溶いている時は芝生の色の気持ちでしたが、画面に向かった時にはお空を描きたい気持ちになってしまい、そのままグリーンの絵の具を空の場所に置いてしまったのですが、芝生の色だったことにも気づき、そのまま筆を下方に持って行き、芝生を描こうとしています。お友達が、青の絵の具を溶いていたので、私が「お空の色だね」と言った言葉が耳に入ってしまったことに引きずられてしまったのです。
 その他、黄色い絵の具は、停めてあったヘリコプターの周りに張ってあった、立入禁止のテープの色。黒や青の色は、対象物に由来している部分と、お友達と絵の具遊びをしていたものをそのまま塗ったという側面もあります。画材に触れる行為そのものを楽しんでいるときは、元々の目的(写生)から気持ちが離れてしまいます。

 このように、幼い子供の描く絵は、今が集結したもので、また、その子自身の心の姿そのものなのです。そう思ってお子さんの絵と関わってみてあげてみて下さい。そうすると、親御さんにとって、お子さんが描く絵が、それはそれは素敵に見えてきますヨ!だって、過去を必要とする、また、過去に引きずられ執着する大人には、決して描けない絵なのですから!
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